三又

250kgもあるこの鉄平石、狭い通路や段差をなんとかクリアして裏庭に入ったところ。これから定位置まで運んで据え付けだ。
三又にチェーンブロックを付けて吊り下げ、すこしづつ移動する。荷重の見極めを正確にできないと、脚の位置を間違えて三又が倒れ、とても危険。
上手く使いこなすには経験が必要だ。
重機が使えればそれで済む話だけど、使えない現場は多く、いつもこの昔ながらの道具のお世話になっている。
このシンプルで明快なのがかっこいい。
自分の体で重さを感じながら、勘を働かせて、仲間と声を掛け合いながらやる仕事。
無事に据え付けた後、なんだかその石をすこし理解できたような、手ごたえの残る仕事である。