根の山

 で、高木伐採の後は抜根。

何十年もかけて大木を育て支えてきた巨大な根。
脳であり、心臓であり、肺であり。

伐採の罪悪感とか、木を植える一方でこんなこともしなければならない切なさとか、
そんな感傷的なことじゃない、

信じられない力を持ったこの固まりのすごさに息をのみ、こんなふうにされてもなお動じない威厳を放っている姿を前に、自分はただ立ち尽くすばかりである。