高木伐採

大木・高木を安全に伐採するのは特殊技術だ。

10m20mある木は、下から見上げるのと上で見るのとは大違い、その枝葉の大きさは登って初めてわかる。下から見ると手を伸ばせば届きそうな枝が上でははるか向こうにあるのだ。ちょっとした丸太も人では運べない重さなのに、ものすごい大きさの水分を含んだ枝を落とすのは危険な仕事だ。安直に切り落とすと重さに引っ張られて巻き込まれる。大木の上では人間はアリみたいなものだ。どこに落ちるかも経験がないと見極めるのがなかなか難しい。漫画のように簡単にぶったおすことはできないのだ。

今回の伐採は、何本も大木を撤去するための伐採だけど、大木を美しく維持していくためのアーボリストの技術が、日本にももっともっと必要だと思う。