大きな木

大きなクスノキがやってきました。

たっぷり水をやって、丸太の支柱をしたら、もう前からそこにいたみたいな顔をしています。
鎌倉の海風が吹き抜けるお庭ですが、これなら立派なシンボルツリーになってくれることでしょう。来年の夏は、涼しい木陰を作ってくれるはずです。

ところでどのくらいの木を「大きな木」と感じるかは、ずいぶん個人差があるようで、これまで暮らしてきた環境や、見慣れた木の大きさや、そういうもので決まってくるのかなと思います。

子供の頃にどんな緑に囲まれていたかは、その人の考え方や感性に大きく影響するだろうと思います。大地にしっかりと根を張った木を見て育つのと、小さな弱々しい木を見て育つのと、多分同じではないはず。

こちらのお宅には、まだ小さいお孫さんが遊びにきます。この木のまわりで走り回り、おじいちゃんおばあちゃんとおしゃべりをし、いつのまにか人生の原風景の中にこのクスノキがしっかりと根を張っているんだろうなと、大人になったその子を想像したりしています。