芍薬

芍薬が満開だ。

昨年秋にお客様のところでたくさん植え込んだ芍薬、同じ品種のものを私もひとつ育ててみることに。
芍薬は冬の間は固い芽が地際でじーっとしていて、寒さが緩んできても、大丈夫なのか!?というくらい変化がない。ところが伸び始めたら早い早い、わーっと大きくなって葉だけでも十分美しい草姿になる。そこへころんとした蕾が日に日に丸く大きくなってくると、否が応でも期待が高まる。
そしてついにほころびはじめ、開きながらもなおどんどん大きくなり、重たい花首を支えている姿は、そこらの花にはないものすごい存在感である。
この劇的な開花までの変化を、また来年も見たいと思ってしまうわけで、このほんの少しの期間のために大きな鉢植えの管理を1年間することになるのだ。
ところで芍薬の根は漢方薬として使われる。花の香りも生薬の匂い。慣れてくると病みつきになる独特の香で、これでまたありがたさが増すのである。