時間の力

葉山一色の郵便局そばの、とある洋服屋さん併設の、とあるカフェ。
調べてみたら、以前は虎屋の保養所だったとか。
逗子・葉山は保養所や別荘の多かった地で、ゆったりとした趣のある建物と緑濃い庭園が、この辺りの落ち着いた景観を作ってきた。そんな風景が急激に減って行くのを憂う声は、もうずいぶん前から聞いているけれど、逆にこのように建物を生かし、樹木を残し、人々の集まる場所にする手法も、すっかり定着してきたようだ。

窓の外では、この土地で何年も生き抜いてきた木々が色濃い影を落とし。他に何もなくても、それだけでほっと安心できる穏やかな場所となる。この力強い包容力というか優しさというか。これは長い時間と手を入れてきた人々の日々の営みの賜物だから。豊かな空間を作るのは、気の遠くなるような仕事だ。。。と改めて思ったランチタイム。