冬牡丹

鎌倉鶴岡八幡宮の冬牡丹が見頃だ。

藁囲いのお家の中で、大事に大事に咲かせてもらった艶やかな牡丹を見ると、中国の高貴なお姫様を思い浮かべる。纏足で歩くこともできないような、飾り物のお姫様。。。牡丹は栽培も難しく、ちょっと目をかけるのを忘れると、台木のシャクナゲにもどっちゃったりする。気難しいお姫様だ。でもこの美貌だからわがままも魅力になっちゃう。牡丹や菊などの美女を手元に囲って、剪定・温度・光などでコントロール管理して、見事な花を咲かせるのが趣味という人がいるが、そういえば私が知っている限りでは皆男性だ(笑)。

しかし牡丹は「百花の王」であり、「百獣の王」である荒ぶる唐獅子を制御する魔力をもつのだそうな。コントロールして思い通りに咲かせたぞと喜んでいる人間様は、実は牡丹に操られていたりするわけで。。。確かに狂わされてしまいそうな怖いほどの美しさである。

魔性の植物が気になる今日このごろ。