竹垣

鎌倉極楽寺で竹垣作り。ここ数日は真冬並みの冷え込みで、山あいの極楽寺あたりはシュロ縄を結ぶ指先もかじかみます。でもこのキーンとした寒さの中での竹仕事は、気持ちが引き締まります。青々ときりっと仕上がった竹垣は、新しい気持ちで新年を迎えるための最高の小道具です。

竹垣にしろ生垣にしろ、「垣根」というものがすっかりなくなりました。綺麗に維持するには手間もかかるしコストもかかる、というのが大きな理由だと思いますが、今の日本の住宅に似合わないというのもひとつの理由だと思います。コンクリートや吹き付けの壁、アルミフェンスやウッドフェンスが主流で、全体的に手仕事の味わいがなくなったのっぺりとした町の中では、竹垣は異質な存在なのかもしれません。竹垣にすると妙な「モダン和風」になっちゃう。あるいは「蕎麦屋」^^

しっくりと風情のある竹垣の風景を夢見て、「竹垣の今後」を考えながらの作業でした。